ヒマ猫しま吉の人間観察 -3ページ目

人間関係・猫関係


ヒマ猫しま吉の人間観察   


ヒマ猫しま吉の人間観察

猫カフェの方はその後もテレビや新聞で何度か報道されたおかげもあり、なかなか盛況らしい。コーヒーにゃーブタネコネコ


慣れないレジ打ちや接客に四苦八苦、夏の暑さにホットフラッシュ、冷や汗も加わって夏の間は相当汗をかいたお母さんあせる

気が小さいお母さんは、ミスをすると後々まで引きずってしまう。

「やっぱり向いてないんじゃないかな?」とか「更年期だし仕事するのはきついな~」とか、あれこれ考えるとこれまた夜寝付けなくなってしまうみたい星空


ボクも何度か猫カフェに連れていかれたけれど、あの場所はどうも苦手で行っても速攻奥に隠れてひたすら唸りっぱなし。むかっ

お店の人達のみならずお母さんにまで噛みついてしまって、ミッチリ叱られたんだパンチ!

結果ボクは早々と猫スタッフをドロップアウトドクログッド!


小春は仔猫だからそんな事もなく順調そうだったし、茶太郎も何度か行ってるうちに、お母さんが呼べば隠れている奥の棚から出てくるようになったらしい。

ところがどっこい汗そんな我が家の二人もとい二匹に新しい壁が立ちはだかった。


オーナー宅の兄妹猫PちゃんとTちゃんだ。

この兄妹はポッチャリ体型と高い声でお喋りする事から、結構猫カフェのお客さんに人気があるラブラブ

PちゃんとTちゃんは他のスタッフさんの仔猫達にも威嚇したりする事はあるんだけど、喧嘩まではエスカレートしない。

そんなTちゃんが何故か小春と茶太郎が気になるみたいで・・・

小春はまだ小さいのに、体重が3倍近いTちゃんと取っ組み合いした時はお母さんも本当にビックリショック!


その後、小春は下痢をしたり、寝ている時に失禁するのも判明し、最近はその回数も量も増えてきたから、心配したお母さんは病院で診察も受けたんだ。

失禁の方はもう少し様子を見ようと言われたらしいけど、お母さんは障害のせいだけじゃなくストレスも原因の一つじゃないかと思い小春を休ませる事にした。


それで茶太郎はと言えば、これまたTちゃんがからんでくるもんだから、それでなくてもお出かけ嫌いな茶太郎は、すっかり猫カフェ恐怖症?のようになり、お母さんが出かける準備を始めると、気配を察して隠れるようになってしまった。

他の用事で出かける時でも隠れる茶太郎を見て、最初は笑っていたお母さんも考え始めたんだ。

「このままストレスを感じ続けていたら茶太郎も病気になるかな?」と。

「いじめが原因で不登校になる子供と同じようなもんじゃないかな?」と。


猫カフェには色々な毛色・性格・体型・年齢の猫がいた方がいいとは思う。

でも心底イヤがっているのに無理強いするのも可哀想だし、お母さんも他のスタッフさんに対して都合が悪いけど、自分の飼い猫の心身面を考えて猫スタッフを辞めさせようかと考え始めたみたい。


人間だけじゃなく猫の世界にも上下関係やいじめや嫉妬、色々と複雑な感情があるのがよ~く分かってきたみたいなお母さん。

他の家の猫達に接して、改めて自分ちの猫達の事をあれこれ考えたお母さん。

この先の展開はまだ分からないけど、とりあえずはこんな具合で

レッツゴー三匹!?ネコ

猫カフェのお仕事


ヒマ猫しま吉の人間観察


先月猫カフェがオープンして、お母さんは週三回お手伝いに行くようになった。

オープン当初から猫カフェスタッフになる予定だった小春も、約一ヶ月遅れで今週から猫スタッフデビューしたんだ。


小春がまだ行けない頃に、ボクと茶太郎がそれぞれ一回ずつ猫カフェに行ったけど、ボクは階段棚の中でカッチカチ(^_^;)、茶太郎は三階建てケージの中で鳴き通し(><;)という有様。

それに比べて小春はやっぱり仔猫だけあって、最初から部屋の中でキョロキョロ目、好奇心と遊びたい気持ちが強いから、全然隠れたり怯えたりもせず、他の仔猫達とも揉めたりせずに、結構元気に遊んだり動き回っていたらしい音譜


お母さんが前もって用意しておいた猫スタッフ紹介でも、小春に障害があることに触れ「やさしく遊んで下さい」と書いておいたおかげなのか、お客さんもちゃんと優しく対応してくれているみたいでお母さんもホッとしたんだって。


これまでは口コミや通りすがりで来ていたお客さんが結構多く、殆ど宣伝していない割にはお客さんがそれなりに増えていたのが、先週地元新聞の記事として掲載されたもんだから、いきなり電話がバンバン電話かかってくるし、お客さんもドッと増えたらしい。

オーナーのMさんも嬉しい悲鳴で、「家賃が払えるラブラブ」と喜んでいるみたい。

赤字だと続ける事はできないから、経営側もお客さんもお互いWinWin?


今度行く時はまた茶太郎も連れて行こうかな?とか、しま吉もまた連れて行きたいな、なんてコワイ事言ってるお母さん。

ボクはできれば放っておいて欲しいんだけど、やっぱり皆で協力するのが家族ってもんなんだろうかはてなマークあせるネコ

猫カフェのお手伝い




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ヒマ猫しま吉の人間観察

先週、この街にも猫カフェができた。


それもボク達がお世話になったNPO代表のMさんが始めるというので、猫カフェを切望していたお母さんは早速お手伝いの手を挙げたパーラブラブ

内装工事や色々な準備に時間がかかって、予定より若干日程が遅れてオープン。


その少し前からこの街も猛暑続きで、ただでさえ更年期で夜眠れないお母さんは、暑さで更に寝不足気味らしく、そこに連日のお手伝いが重なって結構疲れがたまった~、と言いながらオロ○ミンCだのビールを飲んでいる汗


最初は小春も猫スタッフとして出す予定だったのが、先月の検査で寄生虫が見つかり今は経過観察中で待機している。

早くクリアして猫カフェデビューさせたいドキドキビックリマークとお母さんは待ちきれない様子なんだ。

その代わりって訳じゃないだろうけど、Mさんから「しま吉を連れて来ては?」と言われたお母さんは、不安ながらもボクを連れて行った。

人見知りはしないけど、ボクは知らない場所が苦手なのに・・・あせる


そしてやっぱり知らない場所に知らない人達が大勢いて、隠れようとした所にはこれまた知らない猫達が何匹もいるし、行き場所をなくしたボクは仕方なくカフェの棚で休んだり、キャットウォークを歩いて入口上のスケルトン天井に行ったりと落ち着かない時間を過ごした。

やっと帰れる時になっても、ボクのキャリーにはいつの間にか他所の仔猫三兄弟が入り込んで寝ているしむかっ、ついイライラしたボクはお兄ちゃんやお母さんにまで噛みついてしまって怒られたんだドクロネコ


聞いた話じゃ他の大人猫達も、なかなか人前には出てこないみたい。

仔猫は好奇心旺盛だから、新しい場所や人間にもすぐ慣れるし、やっぱり早く小春を連れて行きたいってお母さんは話している。

家にいてもボクや茶太郎が小春をあまり構ってやらないから、いつも足を噛まれるお母さんもちょっと持て余し気味。


とりあえず猫カフェデビューに向けて、昨日小春を初シャンプーしていたお母さん。

ボク達と違って騒がず暴れないからすごく楽だった音譜ニコニコと大喜びしていたよ。

ボクはやっぱり家でまったりがいい。まあ連れて行くなら今度は茶太郎でも連れて行けばいいんじゃない?

セカンドオピニオン


ヒマ猫しま吉の人間観察
先週、お母さんはボク達もお世話になったNPO代表のMさんに、小春の症状についてセカンドオピニオンとやらを勧められ、いつもとは別の動物病院に連れて行ってもらったらしい。


そこの先生の話では、もしかすると栄養不足からくる症状かもしれないとの事で、高栄養の缶詰と薬を処方された。

その病院で出された缶詰ときたら、とっても柔らかそうで凄く美味しそうな匂いがするんだラブラブ


それで小春が朝夕に缶詰を食べ始めると、ボク達の方にまで旨そうな匂いがホワ~ンと漂ってくるもんだから、茶太郎ときたら自分のカリカリを放っておいて、小春のお皿に頭を突っ込みお母さんに叱られる始末。

それでも懲りない茶太郎は、毎度毎度小春が缶詰を食べ始めると、すぐ傍に行って

「いいなー、美味しそうなだなー、ボクも食べたいなーラブラブ!」って周りをウロウロするし。

ボクも最初はどんなのか見に行ったけど、どうせ貰えないのは分かってるし、すぐに諦めたんだ。


缶詰と薬が効いたのか、今日また病院で診察を受けた小春は、体重も順調に増えて950g、脚の方は先週まで数歩でこけていたのが、今は倍位は歩ける事も多くなったらしい。

治るのには時間がかかるらしいけど、先生の見立てが正しければ、いつか小春はもっとシッカリ歩いたりできるようになるかもしれない。


今日は小春が初めて階段を一人で半分近くも上がって行って、お母さんを驚かせていたっけ。

ボク達が当たり前にできる事も小春には難しいから、ちょっとした事でもお母さんには嬉しい進歩なんだって。


小春が家に来てから殆ど毎週のように病院通いしているみたいだけど、今月末頃から始まる猫カフェの手伝いもやる気満々のお母さん。

小春の成長がきっとお母さんの元気の素になっているんだろうなネコ

お母さんの不安


ヒマ猫しま吉の人間観察

お母さんは最近小春の脚のふらつきと頭の揺れが気になっているようだ。


小春は離乳も順調、仔猫用カリカリだけでは飽き足らず、ボク達のカラっぽの食器にまで顔を突っ込んで、食べ残しを探すほどの食欲だ汗

トイレも自分用の小さいのは殆ど使わずに、ボクらの大きいトイレにジャンプして飛び込んで行く。

茶太郎が小春と遊んでやったり、顔をくっつけて舐めてやったり、案外いいお兄ちゃんをやっているのが、ボクも家の皆も予想外でビックリ!!


そんな感じで我が家の皆に愛されて、どんどん馴染んでいくのが分かる今日この頃。

お母さんは小春が来た時から脚がふらついているのが、いつまでたってもそのままなのが気になっていた。

最初は「赤ちゃんだからちゃんと歩けないのだろう」と様子を見ていたけれど、もう一ヶ月経ってもそのままだし、脚だけじゃなく頭が揺れたり震えるような動きをするのも気になってきた。


それでペットの医療サイトで、獣医師に相談できるコーナーで相談したところ今日返事が届いて

「頭の揺れは神経系の病気の可能性があるので、なるべく早く診察を」との内容だった。

お母さんは一人で医師から言われる事を聞くのが不安で、夕方お父さんが仕事から戻ってから一緒に動物病院へ連れて行った。


脚のふらつき、頭の揺れと瞳孔の大きさが左右違う事などから、恐らく脳に障害があると思います、と言われたらしい。

治るものではないらしく、発作を起こす可能性があるので、経過観察をとの事。

お母さんの不安は残念な事に的中してしまった。

「でも、他の猫達に感染する病気じゃないし、死ぬわけじゃないもの。家の中で元気に過ごせればそれでいいわ」とお母さんは言っていた。


好奇心と元気の塊みたいな小春。

ボク達皆で小さくて可愛い小春をずっと見守っていこうニコニコネコ