人間関係・猫関係
猫カフェの方はその後もテレビや新聞で何度か報道されたおかげもあり、なかなか盛況らしい。
慣れないレジ打ちや接客に四苦八苦、夏の暑さにホットフラッシュ、冷や汗も加わって夏の間は相当汗をかいたお母さん
気が小さいお母さんは、ミスをすると後々まで引きずってしまう。
「やっぱり向いてないんじゃないかな?」とか「更年期だし仕事するのはきついな~」とか、あれこれ考えるとこれまた夜寝付けなくなってしまうみたい
ボクも何度か猫カフェに連れていかれたけれど、あの場所はどうも苦手で行っても速攻奥に隠れてひたすら唸りっぱなし。
お店の人達のみならずお母さんにまで噛みついてしまって、ミッチリ叱られたんだ
結果ボクは早々と猫スタッフをドロップアウト
小春は仔猫だからそんな事もなく順調そうだったし、茶太郎も何度か行ってるうちに、お母さんが呼べば隠れている奥の棚から出てくるようになったらしい。
ところがどっこいそんな我が家の二人もとい二匹に新しい壁が立ちはだかった。
オーナー宅の兄妹猫PちゃんとTちゃんだ。
この兄妹はポッチャリ体型と高い声でお喋りする事から、結構猫カフェのお客さんに人気がある
PちゃんとTちゃんは他のスタッフさんの仔猫達にも威嚇したりする事はあるんだけど、喧嘩まではエスカレートしない。
そんなTちゃんが何故か小春と茶太郎が気になるみたいで・・・
小春はまだ小さいのに、体重が3倍近いTちゃんと取っ組み合いした時はお母さんも本当にビックリ
その後、小春は下痢をしたり、寝ている時に失禁するのも判明し、最近はその回数も量も増えてきたから、心配したお母さんは病院で診察も受けたんだ。
失禁の方はもう少し様子を見ようと言われたらしいけど、お母さんは障害のせいだけじゃなくストレスも原因の一つじゃないかと思い小春を休ませる事にした。
それで茶太郎はと言えば、これまたTちゃんがからんでくるもんだから、それでなくてもお出かけ嫌いな茶太郎は、すっかり猫カフェ恐怖症?のようになり、お母さんが出かける準備を始めると、気配を察して隠れるようになってしまった。
他の用事で出かける時でも隠れる茶太郎を見て、最初は笑っていたお母さんも考え始めたんだ。
「このままストレスを感じ続けていたら茶太郎も病気になるかな?」と。
「いじめが原因で不登校になる子供と同じようなもんじゃないかな?」と。
猫カフェには色々な毛色・性格・体型・年齢の猫がいた方がいいとは思う。
でも心底イヤがっているのに無理強いするのも可哀想だし、お母さんも他のスタッフさんに対して都合が悪いけど、自分の飼い猫の心身面を考えて猫スタッフを辞めさせようかと考え始めたみたい。
人間だけじゃなく猫の世界にも上下関係やいじめや嫉妬、色々と複雑な感情があるのがよ~く分かってきたみたいなお母さん。
他の家の猫達に接して、改めて自分ちの猫達の事をあれこれ考えたお母さん。
この先の展開はまだ分からないけど、とりあえずはこんな具合で
レッツゴー三匹