猫カフェのお手伝い
先週、この街にも猫カフェができた。
それもボク達がお世話になったNPO代表のMさんが始めるというので、猫カフェを切望していたお母さんは早速お手伝いの手を挙げた
内装工事や色々な準備に時間がかかって、予定より若干日程が遅れてオープン。
その少し前からこの街も猛暑続きで、ただでさえ更年期で夜眠れないお母さんは、暑さで更に寝不足気味らしく、そこに連日のお手伝いが重なって結構疲れがたまった~、と言いながらオロ○ミンCだのビールを飲んでいる
最初は小春も猫スタッフとして出す予定だったのが、先月の検査で寄生虫が見つかり今は経過観察中で待機している。
早くクリアして猫カフェデビューさせたいとお母さんは待ちきれない様子なんだ。
その代わりって訳じゃないだろうけど、Mさんから「しま吉を連れて来ては?」と言われたお母さんは、不安ながらもボクを連れて行った。
人見知りはしないけど、ボクは知らない場所が苦手なのに・・・
そしてやっぱり知らない場所に知らない人達が大勢いて、隠れようとした所にはこれまた知らない猫達が何匹もいるし、行き場所をなくしたボクは仕方なくカフェの棚で休んだり、キャットウォークを歩いて入口上のスケルトン天井に行ったりと落ち着かない時間を過ごした。
やっと帰れる時になっても、ボクのキャリーにはいつの間にか他所の仔猫三兄弟が入り込んで寝ているし、ついイライラしたボクはお兄ちゃんやお母さんにまで噛みついてしまって怒られたんだ
聞いた話じゃ他の大人猫達も、なかなか人前には出てこないみたい。
仔猫は好奇心旺盛だから、新しい場所や人間にもすぐ慣れるし、やっぱり早く小春を連れて行きたいってお母さんは話している。
家にいてもボクや茶太郎が小春をあまり構ってやらないから、いつも足を噛まれるお母さんもちょっと持て余し気味。
とりあえず猫カフェデビューに向けて、昨日小春を初シャンプーしていたお母さん。
ボク達と違って騒がず暴れないからすごく楽だったと大喜びしていたよ。
ボクはやっぱり家でまったりがいい。まあ連れて行くなら今度は茶太郎でも連れて行けばいいんじゃない?