お母さんの不安 | ヒマ猫しま吉の人間観察

お母さんの不安


ヒマ猫しま吉の人間観察

お母さんは最近小春の脚のふらつきと頭の揺れが気になっているようだ。


小春は離乳も順調、仔猫用カリカリだけでは飽き足らず、ボク達のカラっぽの食器にまで顔を突っ込んで、食べ残しを探すほどの食欲だ汗

トイレも自分用の小さいのは殆ど使わずに、ボクらの大きいトイレにジャンプして飛び込んで行く。

茶太郎が小春と遊んでやったり、顔をくっつけて舐めてやったり、案外いいお兄ちゃんをやっているのが、ボクも家の皆も予想外でビックリ!!


そんな感じで我が家の皆に愛されて、どんどん馴染んでいくのが分かる今日この頃。

お母さんは小春が来た時から脚がふらついているのが、いつまでたってもそのままなのが気になっていた。

最初は「赤ちゃんだからちゃんと歩けないのだろう」と様子を見ていたけれど、もう一ヶ月経ってもそのままだし、脚だけじゃなく頭が揺れたり震えるような動きをするのも気になってきた。


それでペットの医療サイトで、獣医師に相談できるコーナーで相談したところ今日返事が届いて

「頭の揺れは神経系の病気の可能性があるので、なるべく早く診察を」との内容だった。

お母さんは一人で医師から言われる事を聞くのが不安で、夕方お父さんが仕事から戻ってから一緒に動物病院へ連れて行った。


脚のふらつき、頭の揺れと瞳孔の大きさが左右違う事などから、恐らく脳に障害があると思います、と言われたらしい。

治るものではないらしく、発作を起こす可能性があるので、経過観察をとの事。

お母さんの不安は残念な事に的中してしまった。

「でも、他の猫達に感染する病気じゃないし、死ぬわけじゃないもの。家の中で元気に過ごせればそれでいいわ」とお母さんは言っていた。


好奇心と元気の塊みたいな小春。

ボク達皆で小さくて可愛い小春をずっと見守っていこうニコニコネコ