ヒマ猫しま吉の人間観察 -109ページ目

二度目の嘔吐

今日はここの家に来てから、二度目の嘔吐をしてしまった。

猫はよく毛玉を吐くらしいけど、ボクは全然毛玉を吐いた事が無い。
来たばかりの頃は小さすぎてか?顔は洗わないし、毛づくろいもあまりちゃんとできなかった。

でも少し経った頃からは、ちゃんとグルーミングできるようになったし、顔も洗うようになったんだ。
ただ目ヤニを取るのがちょっとヘタで、いつもお母さんやお姉ちゃんに取ってもらっている。

最初に吐いたのは、大好きな猫缶をもらった時だった。
美味しくてつい食べすぎ、しまいにゃ吐いてしまった。
ボクの大好きな猫缶、全部吐いてしまった・・・悲しかった。
それからは、家の人達も気をつけて量をセーブしてくれた。

そして今日は、二階の廊下で吐いた。
お兄ちゃんが学校から帰って来たのに、すぐに友達の所へ遊びに行ってしまい、ボクはつまらなくて家の中をうろついていたんだ。

そして二階にいるお母さんの部屋の前に来た所で吐いてしまった。
ボクも何故吐いたのか分からず、ただ困って黙って見ていた。
そしたらお母さんが寝室から出てきてボクに気づき、そしてボクの前にある物体に気づいた。
「!!何、これ?」最初はウンチかと思ったらしい。
でも色と感じが違うのが分かって、お母さんは匂いをクンクン・・・
吐いたんだ、と分かってボクの顔を心配そうに見ていた。

恐らく朝にお姉ちゃんの食べ終わったお皿を舐めていたから、あれかなー?とお母さんが言ってた。
油はダメでしょー、って。
そうなのかなー?あれはとっても美味しそうないい匂いがして、つい舐めてみたくなったんだけど。

でもすぐ元気になったボクの様子を見て、お母さんは安心していたよ。



疲れのち朗報

今日も今日とてお母さんはお疲れモード。

昨日は疲労もピークで、夜にはもう殆どダウンしていた。
ブログの更新も、楽しみのキルトもできなかったらしいから。

昨日の午後は今年度最後の授業参観。
午前中に掃除も済ませ、キルトを少しやってから、学校へ出かけた。
しばらくぶりに通る通学路。
途中の道も学校もすっかり雪に埋もれていた。

学校から帰宅後は、また雪かきをしていた。
お父さんが、ガードレールを1本外していたので、今回は雪を楽に捨てられた、と喜ぶお母さん。
でも夕方には疲れが出て、なかなか動けなくなっていた。

気力で夕食をつくり、気力で片付け、終わった時にはもう燃えカス?のようになっていた・・・
「何にもできな~い」
ソファには風邪気味になったお父さんが休んでいたので、お母さんは絨毯に座り込んで、テーブルに突っ伏していた。

こんなに元気のないお母さんは、ボクが家に来て初めて見た。
いつもは夜更かし元気なお母さんが・・・

でも今日は昨日より少し元気に見えた。
「あんたが階段にまで砂を散らかすから~」と文句言いながらも、お掃除していたお母さん。
今日は雪が少なかったから雪かきも楽だった、って無理しなけりゃいいのに。

でもさっきパソコンのメールチェックしてたら、今年初のネット懸賞の当選通知が届いてたらしく、大喜びしていた。
それもボクのソフトカバー付キャリーバッグなんだって♪
早く届くといいな~。

大雪続きで

人間達は大変らしい。

今日で積雪は観測史上4位の、積雪17?cmとか何とか・・・ニュースで言ってたな~。

お母さんもやっぱり今日もうなだれながら、外へ行って雪かきしていた。
昨日のだけでも筋肉痛なのにィ~、とボヤきながら・・・

外を歩くとどこの家も雪に埋もれている状態らしい。
我が家は少し前に、屋根雪を降ろしたから大丈夫らしいけど、あちこちで小屋や倉庫が雪でつぶれてるそうだし、皆大変なんだって。

うちの前には川があるんだけど、毎日何度も雪を捨てに来る車がひっきりなしだ。
その中には犬を乗せて来る車もあって、ボクは興味深く観察している。

こんな雪でも毎日散歩する犬も結構いるんだ。
そういうのを見ると、お父さんやお母さんは「やっぱり犬じゃなく猫にして良かった~」と言って、ボクの頭をナデナデ。
でも散歩も運動不足解消になって、いいかもしれないのにな~。

お母さんが今日のお風呂上りに量っていた体重計、体脂肪が少し増えていてショックを受けていたのをボクは見た!
やっぱりボクとあんまり遊ばないのが原因じゃないか、とボクは思うんだけど・・・?

ホッカイロ猫

今日はまたしても大雪らしい。

午前中はぐうたらしていたお母さんも、窓から見える外の景色にタメ息ついてた。
「ずっと降り続いてるナ~、こりゃやらんとダメだわ・・・」
そう言って面倒くさそうに、やりかけのキルトを片付け、外へ出て行った。

ボクは窓から見るだけだけど、今日はまた本当にたくさん積もっている上に、片付けたそばからまた積もっていく。
なんか空しい作業かもしれない。
でもやらないと後が大変だから、みんな黙々と雪を片付ける。

しばらくしてからお母さんが、冷気をまとって家の中へ入って来た。
ボクに頬ずりをして、「暖か~い♪」と言ってる。
とっても冷たくて少し雪で濡れて、冷えきった顔だった。
ホントはイヤなんだけど、ボクは我慢していた。

その後はお兄ちゃんとお姉ちゃんが学校から帰ると、お母さんと同じように、冷たい顔をボクにスリスリした。
まるでボクは毛皮付のホッカイロ?
でもボクはヒーターの上でお昼寝するからすぐに暖まるし、好きにさせてるんだ。

夜になってまたボクは昨日のように、キャリーの中で少し眠った。
最初は大きかったキャリーも、今は丁度いい大きさで、寝心地も悪くない。
この中で眠ると、お出かけの夢でも見られるのかも・・・

ボクの好きなもの

それはカゴ、段ボール箱、そして袋に入る事!
他にも色々あるけど、家の中にはあちこちにこういう物があって、遊ぶのには困らない。

今日も午前中にスーパーで買い物を済ませて来たお父さんとお母さん。
テーブルの上には空になったスーパーの袋が・・・
すかさずボクはその中に入って遊んだんだ♪

どのみちこの袋は、ボクのトイレのゴミを入れるからまあいいか、って前にお母さんも言ってたし、叱られないって分かってた。

午後にはお父さんが、旅行へ行くおじいちゃん達を空港まで送って行く為に出かけた。
本当は皆で見送りしたかったらしいが、おじいちゃん達3人+ボクんちの家族4人+荷物沢山では、車には乗り切らなさそうだったから、お母さんと子供達は留守番なんだって。

でもおかげでボク一人で留守番、て事にならずに済んだから、ボクは嬉しかった。
お兄ちゃんもお姉ちゃんも、ボクの取り合いまでして、沢山遊んでくれたんだ。
そしてたっぷりお昼寝。いつもは寝た事のないキャリーの中でも、つい寝てしまって皆は驚いていたらしい。