ヒマ猫しま吉の人間観察 -107ページ目

初めてのねこ草体験

先週の日曜に、お父さんがねこ草の種セットを買って来たらしい。

10日くらいで食べ頃になる、と書いてあった通り、種を蒔いてからちょうど明日で10日目。
ほぼ食べられそうな位に、草が伸びているんだって。
ボクには絶対行けそうにもない場所に、それは置いてあって、ボクは全然その草の事を知らなかったんだ。

今朝、お父さんが少しだけ、その草をちぎって食べさせてくれた。
すぐにムシャムシャ食べちゃった。
その話を聞いてたお母さんが、夕方にちょっぴり草をくれた。
傍にいたお姉ちゃんも少しくれた。
少し後にその事を知ったお兄ちゃんは、ほぼ1本丸ごとくれた!

みんなボクがすぐに食べてしまうのを見て、面白がって喜んでいた。
どうせならもっと沢山くれればいいのに。
そう思っていたら、仕事から帰って来たお父さん、みんなが草をくれた事を聞いて、なんと!丸ごと鉢ごとボクの目の前にねこ草を置いた。

え!?食べていいの?
ビックリしたけど、お父さんとお母さんが笑って見ている。
きっといいんだな、と思って食べてみた。
端の方からパクリ、草の上をパクリ、うまく口に入らないから、前足で押さえてみたり・・・
少ししたらお父さんは、ねこ草を元の場所に戻してしまった。

あまり上手に食べられなかったけど、なんだか楽しかったナ♪

おなかがポッテリ

最近なんだか、お腹が大きくなってきた気がする。

家の人達もみんなが、「なんかしま吉のお腹、大きくなったねー」って、口を揃えて言うんだ。
一昨日は、お兄ちゃんがエサをくれたんだけど、お皿にたっぷり山盛り、いつもの1日分位を、一気に入れてしまっていた。

ボクはお皿に入っていると、ついあるだけ食べてしまう。
だから最近は、お母さんとお姉ちゃんは注意して、1回分ずつちゃんと量を考えて入れてくれるようになった。
それが久しぶりにタップリのエサがあったもんだから、ついボクは嬉しくてガツガツ食べてしまったんだ。

そしたら今日になって、「なんか一層お腹が大きくなったみたい」と言われた。
そう言えば、寝ていてもお腹がちょっと邪魔な感じもするような・・・
身体も少し重くなったような・・・
大人(猫)になれば体重も増えるのは当然だけど、早くからデブるとやっぱり動きにくいし、病気になっても困るもんね。

もう少しお兄ちゃんやお姉ちゃんが、ボクと遊んでくれれば、ダイエットできるのにな~。
季節が変われば、ボクも暖房の上でずっとお昼寝ばかりしてられなくなるし、もう少し動きまわるかも。

やっぱりデブはカッコ悪いから、お母さんと一緒に?ダイエットしようかな?

甘いものって?

今日はお母さんが、今年二度目の桜餅作りをしていた。

ボクはまだ甘いモノを食べた事がない。
とっても美味しそうな匂いがするし、みんなが「うまい、うまい!」って言いながらよく食べているのを見ると、ボクも凄く食べてみたくなるんだ。

作っている途中に、キッチンへ様子を見に行った。
お母さんが「どうしたの?」と手を伸ばして、ボクの頭を撫でてくれたけど、その時のお母さんの手から、やっぱり美味しそうな匂いが漂ってきた。
つい鼻がヒクヒクと動いて、匂いをクンクン嗅いでしまって笑われた。

でも甘いものを食べると、クセになって度々食べるようになり、デブになるらしい、という事をお母さんが何かで読んだらしく、全然少しも食べさせてくれない。
一度でいいから食べたい!
ダメと言われれば、尚更食べたい!

ボクの誕生日にはケーキ食べさせてくれるんだろうか?
でもそれだって9月だから、ず~~っと先の話だし・・・
家に来たのが10月だから、もしかするともっと先になるかも。

本当に一体どれだけ美味しいんだろう?甘いモノ・・・

お姉ちゃん達との時間

今日の午後、お姉ちゃんの友達が四人やって来た。

お母さんへの説明じゃ、引越しする友達へのプレゼントを、何か手作りする為に、皆で集まって作るらしい。
でも実際に集まったら、皆はボクと遊んだり、写真を撮ったり、おやつ食べてオシャベリばっかり・・・
あれれ~?お母さんへ言ってたのと全然違うじゃん!

お兄ちゃんは友達の家へ行っちゃうし、お父さんは「うるさいから、ちょっと出かけてくるね」と言って、またパチンコへ行っちゃうし、お母さんは例によってキルトをチクチク・・・

小5女子のあまりのうるささに閉口したボクは、隙を見て逃げ出したんだ。
二階から下のリビングへ行ったけど、お母さんはキルトにかかりっきりで、ボクの方をチラッと見ただけ。
仕方が無いから、ヒーターの上で昼寝した。

お姉ちゃんの友達が帰った後も、夕食の時間になっても、皆の食事が終わっても、ひたすらボクは寝続けた。
みんなは「食事中に邪魔されないと助かるなー」なんて勝手な事言ってたみたいだけど、ボクは本当に疲れていたんだ。

猫のオモチャ

今日は木曜日、お兄ちゃんが学校から早く帰ってくる日だ。

やっぱり3時前に帰って来た!
たくさん遊べるゾ~、と思ったのも束の間。
友達を4人も呼んだらしい・・・
そしてあっという間に4人集まり、ボクもお兄ちゃんの部屋へ行ったけど、すぐに出されてしまった。

仕方なくリビングへ戻り、3作目のハワイアンキルトにかかりっきりの、お母さんの近くへ行った。
するとイタズラすんなよ、って目線でこっちを見ている。
つまらないから一人で遊んだけど、すぐ飽きる。
そうしていたら、お母さんが同情したらしく、猫用オモチャで少し遊んでくれた。

紐の先に毛玉が付いてるんだけど、ボクの噛む力が強いみたいで、かなりボロボロになってるんだ。
でも本物の毛皮を見ると、血が騒ぐというか、猫の本能で噛みつきたくなる。
よくお母さんのコートのフードに付いてる、ウサギのファーも隙を見ては噛みつくんだけど、すぐに見つかって叱られる。

ボクの動きが速いから、何度もオモチャの毛玉に噛みついたのに、すぐにお母さんは取り上げてしまうし、何だかガッカリ。
もっと思う存分噛み付きたいな~。