ヒマ猫しま吉の人間観察 -106ページ目

みんなでピザ作り

昨日は帰国中の叔父さんと、おじいちゃん+おばあちゃんの3人が遊びに来た。

オーストラリアに滞在中に、叔父さんが作ってくれたピザが美味かったから、家でも作ってくれに来たらしい。
初めに叔父さんが数枚作り、その後には家の人達も教わりながら、ピザ作りに挑戦していた。

大勢でわいわいガヤガヤ、楽しそうにやってるのを見て、ボクも覗きに行ったり、うろちょろしてたら、邪魔にされてケージに入れられた。
何だか面白そうで興味あったのに、よりによってこんな所へ入れられるなんて!

いつまでたっても出してくれないから「出して~」って鳴いてみた。
でも出してくれない。
何度も何度も鳴いたけど、こっちを見ても誰も出してくれそうにない。
そのうちボクも頭に来て、「出セェ~~!」って「ンニャ~~ッ!!」って今までになく大きい声で鳴いたんだ。
そしたら、お母さんとお姉ちゃんがビックリしてこっちを見てた。
少し考えてたお母さんが、仕方ないなーって顔で、ボクを出してくれた。

ボクはやっと自由になって、ダッシュでリビングの端へ行き、そこからみんなを見ていた。
とりあえず近くへさえ行かなけりゃ、ケージに入れられないだろう、と思った。

みんなは作って焼いては食べ、また作って焼いては食べる、の繰り返し。
計6枚作って焼いて食べていた。
7人もいたとはいえ、よくあんなに食べるもんだ。
最後に叔父さんが、持って来た材料で、ピザ生地を作っていってくれた。
どうやらそのうちに、今度はうちの人達だけで作るらしい。
その時はボクにも味見させてくれるのかな~?

パタパタママ?

今日はお兄ちゃんの卒業式だったらしい。

お兄ちゃんはいつもと違う、ちゃんとした格好をしていたし、お姉ちゃんも音楽部の服を着て、なんだかとってもお姉ちゃんぽく見えたし、お父さんは仕事を休んでいたし、お母さんも朝からパタパタ忙しそうにしていた。

そしてあっという間にみんな出かけて家にはボク一人だけ。
それからお昼頃になって、お父さん・お母さんが帰って来て、その後にお兄ちゃん、お姉ちゃんが戻って来た。

急いでお昼ごはんを食べたかと思うと、お兄ちゃんは遊びに行き、お父さんとお母さんは車で出かけて、少し経ってからお姉ちゃんの友達が遊びに来た。

本当は親がいない所に子供が友達を呼んではいけない、ってお母さんは言ってるんだけど、お姉ちゃんの「女子は変な事したりしないから」って言葉を信じて、仕方なく許可したんだって。

でも実際はリビングで遊んだから、ボクのエサのお皿をひっくり返したり、シュレッダーにかけたゴミも、何故か違うゴミ箱に入ってたり?かなりの悪行ぶりだったらしい。
ボクはちゃんと見てなかったから、分からないんだけどね。

それで帰宅したお母さんは、かなり怒ってお姉ちゃんを叱っていた。
もう二度と留守中には呼んだりさせないからね!って。
お姉ちゃんも「友達がしたんだから、私は悪くない」って言ってたけど、そうかなー?
やっぱりそういう友達を呼んだお姉ちゃんも悪いかも、って思うなー。

今日は朝からみんな忙しくて、お母さんも大変だったみたい。
せっかくの卒業式なのに、お化粧しても口紅を塗り忘れたほどなんだから。

草のち大変な後始末

一昨日の夜はお母さんにとって大変な夜だった。
勿論ボクにとっても・・・

何故かというと、草のせいなんだ。
猫は歯で食べ物をあまり噛まずに、丸飲みするんだけど、ボクは草を食べたときも、長いまんま飲み込んでいた。

でもそれがまさかそのまんま出てくるとは、お母さんも他の誰も知らなかったらしい。
勿論ボクも知らなかった!

その夜、トイレに行って用を足したボク。
大の方が出たけど、どうもキレ?が悪い。
変な感じだったけど、砂をかけた後、お尻が気になって舐めていた。

するとPCに向かっていたお母さんが、「ん?なんか臭いなー?」と言って、ボクの方を振り向いた。
「しま、ちょっとお尻見せて!」
ビックリして逃げようとしたけど、お母さんに後ろ足をつかまれた。

「うわ!こりゃ大変!」
そう、草のせいで、お尻から離れなかった小さいう○ちが、くっついていたらしい。
お母さんはすぐにウェットティッシュと普通のティッシュを両手に持って、逃げるボクを追いかけて捕まえた。

そしてお尻にくっついていた物体を拭き取った。
でも何かまだ残っている。
なんと、草がそのままお尻から1本垂れ下がっていた!

またまたビックリしたお母さん、急いで次のティッシュを取り、またしても逃げるボクを捕まえて、草をグイっと引き抜いた。
するとまた次の草が・・・
計3本の草が出てきたらしい。

かなり焦っていたお母さん、大きいタメ息ついてヤレヤレ、って一安心。
そしてフとダイニングテーブルの下に目をやると・・・

そこに別の草が一本落ちていた!

明日は床拭き、大掃除だわ・・・お母さんのガックリうなだれる姿が、なんだかちょっぴり可哀想だった。

服はあったか♪

ボクはあまり服を着た事がない、というか、今までは着せられてもすぐに脱いでしまった。
なんだか邪魔くさいし、動きにくいし、何でこんなのを着る必要があるのか、サッパリ分からなかったんだ。

今日はお天気が良くて、お父さんは張り切って、外に残っている氷を割って運んでいた。
昼食後にはお母さんも、久しぶりに少しやってみる、と言って外へ出て行った。
そこでお姉ちゃんが、ボクを連れて外へ出てみると言い、まだ寒いからボクに服を着せよう、という事になった。

なんだかあまりいい気分じゃなかったけど、普段あまりこんなチャンスはないし寒いから、ボクはお姉ちゃんにシッカリ抱っこされて外へ行った。

お母さんが意外と力持ち?みたいで、ブ厚い氷をガンガン割っては運んでいたから、ちょっとビックリしてしまった。
空は晴れていたけど、やっぱり風が冷たい。
お姉ちゃんも寒いみたいで、あまり長居をせずに早めに家の中へ戻った。

中へ入ってからも、ボクはずっとそのまま服を着ていた。
だんだん慣れてきたし、気にしなければ結構暖かいし、いいもんかもしれない。
そのままお気に入りのイスやヒーターの上で、タップリ昼寝をした。
ZZZ

二個目のキャリー

少し前にお母さんが懸賞で当てた、ペット用キャリーバッグ(ソフトカバー付き)という、何だか高そうな?代物が今日届いた。

家にはボクが来たときに用意してくれたキャリーが、既に1個あるんだけど、今度のはカバーも付いていて、それにはポケットが幾つもついているし、本体にも小物入れが付いてるし、とても使いやすそうだ、とみんな喜んでいる。

ボクも興味津々、早速中に入ってみて匂いをクンクン、ちょっと座ってみたり、その按配を確かめてみたんだ。
大きさも丁度いいみたいだナ、と思っていたら、お母さんとお姉ちゃんが密かに「二匹目用に丁度いいね~」とか話していたのが聞こえてきた。
二匹目?なんだそりゃ、ボクは聞いてないぞ~。

「カバーがピンクだからメスがいいかなー?」
「でもメスって気が強いんでしょ?」とか、何を言ってる、この二人?
「やっぱり飼うならオスがいいか、」で終わった会話。
何だかちょっと心配だな~・・・