なめ猫
今日お姉ちゃんが朝ご飯を食べ終わってから、お母さんがキッチンへ行った。
洗いものがまだだったはずなのに、コンロの上の卵焼きフライパンがやけにピカピカ
「あれ?お姉ちゃんが洗って・・・ないよね」と横のシンクに置いてあったお皿を見て確認。
そしてもう一度卵焼きフライパンを見ると、まだ新しいのに白い傷みたいなものが見えた。
何だこれは?と思ってよ~く見ると、ナ、何とそれは
猫のヒゲだった~
「一体誰の仕業だ」
「しまはやらないだろうから、茶太郎かノリスケ・・・」
そしてお母さんがお姉ちゃんにその事を話したら、どうやらお姉ちゃんが朝ご飯を食べる時に、コンロ横の調理台にノリスケがジャンプして上がったりしていたらしい。
そりゃもうノリスケしかいないだろ、ってアッサリ犯人判明
「て事はフライパンの油舐めたって事?あのキレイさは舐めたせい??」
ひえ~、ってお母さんは気持ち悪そうにしていた。
今までもやってたのかな?これが初めてかな?とにかくアイツにはもっと気を付けないと。
食べ物が入っていなくても、必ず鍋やフライパンには蓋しないとダメだよ、ってお母さんはお姉ちゃんに注意していた。
「やっぱり独立したキッチンが欲しい~!!」
それにしても「ナメ猫」ならぬ「舐め猫」とは。
油なんて美味しいのかな?ボクは怒られそうな事はやらないから、どうでもいいけどね。
お母さん、まだまだ油断大敵、お疲れ様