茶太郎の事 | ヒマ猫しま吉の人間観察

茶太郎の事

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今日茶太郎は病院へ行った。


先週、嘔吐と食欲不振で診察を受けて、一週間分の薬をもらい、飲み終わったらまた診察を受ける予定だったし、数日前からノリスケ達兄弟からうつったクシャミの症状もあって、それも一緒に診てもらうつもりだったらしい。


そんなよくある軽い風邪の診察のつもりで行った病院で、全く考えもしなかった「茶太郎が心臓病らしい」という事を言われたお母さんんは、とてもショックを受けて帰って来たんだ。


勿論、今すぐどうこうなる訳じゃないみたいだし、心筋症が悪化しないよう、血栓による下半身の麻痺が起こらないよう、これからはずっと薬を飲んで、定期的に検査を受け続ける事で、最悪の事態を招かないよう治療を勧められたみたい。


茶太郎が嘔吐した前日あたり、お母さんは茶太郎の顔が急に痩せてやつれたように見えた。

「あれ?なんか顔が小さくなってない?」って。

確かにボクが見ても、頬のあたりがこけたように見えるし、実際体重も減っていたらしい。


だからお母さんはてっきり腎臓病を疑っていたらしいのに、まさかの心臓病だとは予想外だし、命にも直接関わる病気だから、冷静に受け止めようと思いながらも、小春の事から立ち直ってきたとっころに、この通告は結構堪えたみたい。

茶太郎の心臓薬の錠剤の飲ませ方を、病院で教えてもらわないと、って言ってるお母さん。


今はボクが一番年上だけど、とりあえずは病気じゃないし、ここはボクが頑張ってお母さんを励まそうと思っている。

そう言いながら目薬さされそうになって、大暴れしてしまい怒られたんだけど・・・

「アンタだけでも素直に目目薬させなさいよォ~ッ!!むかっ

頭では分かっていても、つい身体が勝手に暴れてしまう・・・

ごめんなさい、お母さんネコ