小春旋風
13日の診察で小春は460gになっていて、そろそろ離乳食にするように言われ、次回の病院行きは二ヶ月ワクチンらしい。
お母さんは「ミルクに慣れたら今度は離乳食かー」とは言いつつも、猫トイレも上手に一人で使えるようになり、日増しに可愛い仔猫になっていく小春を見てニコニコだ
そろそろボクや茶太郎とも少しずつ慣らそうとしているみたいだけど、お母さんは何と言っても「身体は大人、中身は子供」の茶太郎が一番心配だったみたいなんだ。
ボクとジャれている時も、アイツは全然手加減てものを知らないから、思い切り噛みついて痛いったらありゃしない。
我慢強いボクでも思わず「痛゛い~」って鳴いてしまう位。
最初から小春に興味津々、気がつくと小春をガン見している茶太郎。
アイツはちゃんと小春が猫だって分かってるんだろうか?何かの小動物だと思ってやしないか?とずっとお母さんはハラハラ・・・
それが何とアイツはどうやら小春を仔猫と認識していて、お兄ちゃん気分になっているみたいなんだ。
いつも小春の近くにいるから、小春は母猫と勘違いしているのかどうか?茶太郎のお腹目指して(母乳目指して?)突進する。
すると逃げたり手加減した猫パンチでかわす茶太郎。あの茶太郎が手加減しているって皆ビックリしていたよ。
ボクは今はまだ様子見なんだけど、茶太郎はずいぶん小春になつかれているみたい。
精神年齢が近いせいか、似た者同士だと思っているのか、兄貴風を吹かせたいだけなのか、ボクにはさっぱり分からないけどね。
今日小春はボク達の水呑み食器から初めて水を飲んでいた。
毎日何か新しい事ができるようになって、毎日大きくなっていく小春。
「大きくなるかもしれませんよ」と言った獣医師の予言通りに、数年先にボクより大きくなっていたりしたらどうしよう
「小春じゃなく大春になったりしてねー」てお母さんは冗談言ってるけど、なんか冗談ですまないような気もする今日この頃