我が家のイクメン
小春が家に来てもう一週間が経った。
仔猫はメスだったから「小春」と名付けたらしい。
先週病院で計った体重が240g、昨日病院で計ったら380g、一日あたり20gも増えている計算だ。
とりあえず、鼻づまりはだいぶ解消したみたいだし、目やにも殆ど取れて目もパッチリ開けられるようになって、かなり可愛い感じになってきたんだ。
この数日で元気も相当出てきたし、まだ足元はおぼつかない感じでヨタヨタするけど、少しは小走りしたり動き回れるようになってきた。
そこでお母さんは茶太郎よけに冷蔵庫の上に置いてあったワイヤーネットを利用しようと考えて、何枚か同じワイヤーネットを買い足し即席の小春用ケージを作った。
ボクや茶太郎が小春にチョッカイ出さないようにするんだって。
そのネットも小春はあっという間によじ登れるようになったし、この調子で力が強くなればケージごと動かしたり、蓋にしているネットをこじ開けて脱走するかも・・・?
こんなに小さい身体のどこにあんな力があるんだか。
お母さんは最初は小春をある程度育てたら、欲しい人に譲るつもりでいたらしい。
だから極力情が移らないよう、でも優しく大切に世話をしていたけど、お姉ちゃんやお父さんは排尿やミルク哺乳の手伝いをしているうちに、どんどん可愛くなっていく小春にもうメロメロ
「うちの三番目の子にしよう」と言いだした・・・
お姉ちゃんもそうだけど、何といってもお父さんの小春を可愛がる様子は、本当にとろけそうなカンジ(^_^;)
ボクがここの家に来たばかりの時も、ボクを可愛がるお父さんの様子は凄かったと、よくお姉ちゃんは話して聞かせてくれたけど、何となく今のお父さんを見ていると分かる気がする。
最近巷では「イクメン」がもてはやされているらしいけど、お父さんもこの年?になって育児するハメになるとは思わなかっただろう。
まあ、ボクだって茶太郎を育ててやったんだし、そういう意味じゃボクだってイクメンかもしれないけど、まさか今度は小春を育ててね、なんて言われるんじゃないだろうか?